クリエイター必見!とにかく堅牢!そしてキビキビ動く!

SYNCKGRAPHICA和田憲之氏とPC-take瀧川が考えたクリエイティブモデルの解説

2013-10-14

マシンコンセプトはとにかく堅牢!そしてキビキビ動く!である事です。
最先端、最前線でクリエイティブなお仕事をされている方々に、少しでも安心して、より快適に仕事を行っていただけるようなパーツチョイスとなっております。
今回考案のPCは殆ど同じ構成のPCを実際にSYNCKGRAPHICA和田氏にご使用いただいており
作成の前段階から和田氏と瀧川で練りに練った組み合わせとなっておりますので相棒と呼べる一台になってくれる事と思います。

ちょっとパソコンに詳しい人ならお分かりいただける事と思いますが
選択されているパーツの一つ一つ多くが、サーバスペック(WS/ワークステーション)モデルの
WS認証を取得していないだけの、なんちゃってワークステーションモデルになっております。
これによって品質を維持したまま低価格で高品質なマシン構築が可能となります。

http://www.pc-take.com/contents/bto/corei7P67_12001137231381310977.html
Intel Core i5-4670/3.4GHz/4C4T/HD4600
SCYTHE MUGEN4
ASUS SABERTOOTH Z87
ELSA GEFORCE GTX 650 Ti 1GB S.A.C
CFD W3U1600HQ-8G(16GB)
Intel 335 Series SSDSC2CT180A4K5(180GB)
TOSHIBA DT01ACA100BOX(1TB)
TOSHIBA DT01ACA100BOX(1TB)
CORSAIR CP-9020030-JP(HX650)(Gold/650W)
CoolerMaster Silencio 550
Pioneer BDR-208BK/WS
Windows 7 Professional(64BitSP1)

パーツ選定理由

CPU

Intel Core i5-4670
CPU選択理由はCore I5-4670/4670K/i7-4770まで実は同じ動作クロックとなっており
i7シリーズとの違いはIntel HTT(インテル ハイパースレッディングテクノロジー)となっております。
HTTとは物理4コアを仮想的に8コアにする技術となっており、アプリケーション側が8コアに対応している必要があり
ホームページ作成の現場では、意図して8コアを使用する用途でない限り4670はベストバイなCPUとなっております。

CPUクーラー

SCYTHE MUGEN4
第一線でパソコンを使用すると、どうしても使用時間が長くなってしまったり
時には数日間起動しっぱなし・・何て事も珍しくはないと思います。
そんな時には、一定の回転速度で安定した冷却を確保してくれるCPUクーラーは必須アイテムと言えます。
狙いはそれだけではなく、万一のCPUクーラー故障の際も、Intel標準クーラーだとCPUヒートシンクごとの取り換えが必要になりますが
SCYTHE製などの社外クーラーなら量販店の12㎝ファンとすぐに交換が可能な点も搭載をオススメする理由となっております。

マザーボード

ASUS SABERTOOTH Z87
このマザーボードのコンセプトはタフ!とにかくタフなボードです。
作りこみも相当なもので、ボードの裏側までアーマーが装着されておりますので
余計なホコリが入り込み、ホコリ関連の故障発生率も最小限まで食い止めてくれます。もちろん冷却もバッチリ!

グラフィックカード

ELSA GEFORCE GTX 650 Ti 1GB S.A.C
言わずと知れた高品質グラフィックカードメーカーのELSA。
その信頼性は唯一グラフィックカードメーカーで2年保証という自信っぷりです。
残念ながら2年を待たずに故障してしまったボードもございましたが、故障後の対応たるや流石のELSAです。
私の知り得る限り最速のリターンが実現されております。
さらにSACファンといった独自の冷却ファンを備える事によって、静かで冷えるボードとなっております。
接続端子もDVIx2+MiniHDMIx1と扱いやすく、最大3画面までディスプレイ接続が可能となっておりますので
より快適な仕事環境を整える事も可能となっております。

メモリ

CFD W3U1600HQ-8G(16GB)
Elixir選別モジュールをCFD販売が自社検査を行い、さらにPC-takeでもテストを行う堅牢の要です。
PC-takeで行うMemtestといったテストでも滅多にエラーを吐き出す事もなく、エラー確認時は
新品メモリに交換してエラーが無い事を確認したメモリのみの出荷なので、とても安心できます。
現在まで販売させていただいたCFD W3U1600HQ-8G搭載機は数百の単位では納まりませんが
メモリエラーによって不具合が起こってしまったのは一台のみとなっております。

システムSSD

Intel 335 Series SSDSC2CT180A4K5(180GB)
今やスタンダードになりつつあるシステムSSD。
どれだけ違うのか?本当にそんなに速くなるのか?こんな疑問はありますよね。
なので、私はSSDかHDDかのご相談をいただいた場合は、自分の体験談を元に一言で
もうHDDには戻れません
こうお伝えさせていただいております!
予算的に厳しかったらCPUは1ラン下げても良いです。だからシステムはSSDにしましょう!
それくらい違います。

HDD RAID1(ミラーリング)

TOSHIBA DT01ACA100BOX(1TB)
下手したら命と同じくらい大切なデータ・・いや命より・・ってくらいデータは大切ですよね!
そんな大切なデータをHDD1つに任せて、万が一HDDがクラッシュした日には・・
HDD復旧サービスに依頼すれば軽く5~6万円は請求されてしまいます。
今回の構成では堅牢さを確保するため、HDD2基を使用してミラーリングを構築しております。
これによって、1つのデータが同時に2つのHDDに保存され、万一どちらかのHDDが故障しても
もう一基のHDDが生きていれば、データが消えてしまう事はございませんし
故障したHDDを同HDDと入れ替えれば、自動的に再構築まで行ってくれます。
使用するHDDも安心の3年保証付きモデルとなっており、サーバ用HDDとしても使用されております。

HDD RAID1(ミラーリング)

TOSHIBA DT01ACA100BOX(1TB)
同上

電源

CORSAIR CP-9020030-JP(HX650)(Gold/650W)
電源だけは良い物にした方がいい
そんな事を聞いた事はありませんか?
電源はとっても大切です。これがダメだと全部ダメ!とは言いませんが
安心して使用するには、やはり高品質な電源は必須だと考えております。
この電源は、この価格でありながら80PLUS GOLD認証取得+サーバグレードの品質設計ですので
過酷な環境でも十二分に耐える電源となっております。

PCケース

CoolerMaster Silencio 550
ここまで高品質なパーツで固めてきたので、ケースにもこだわりましょう!
徹夜続きだったり、納期が迫っている状態って騒音で切れそうになりませんか?
騒音元がパソコンだったりしたら、私は蹴り飛ばしたくなりますよ。
なので、PCケースは静かな静かなケースを選択させていただきました。
ケース標準でSDカードも使用でき、これがまた便利だったりします!

光学ドライブ

Pioneer BDR-208BK/WS
BDまでは・・といった方も半数近くいらっしゃると思いますが、今回はPioneer BDR-208BK(後継モデルに移行予定)です。
理由はケースと同じく、今時の安いDVDタイプはメチャクチャうるさいです!
なので静音面まで加味するとPioneer BDの選択は必然だったりします。
また、大切なデータもBDならではの大容量の領域にバックアップする事も可能ですので
RAID1と併用したら鬼に金棒状態でございます。

OS

Windows 7 Professional(64BitSP1)
本当はHomeでも間に合ったりします。
しかし、Homeでは搭載可能メモリが16GBまでなので、後々のステップアップには対応できません。
それと、やはりクリエイティブで最先端!
やはり、そこはProfessionalでしょう!

以上、長々と解説させていただきましたが、嘘偽りなくBTO作成の現場からの生の声ですので
皆様の作成の現場で活躍させていただく機会があれば幸いに思います。